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PC-9821Ra333/W60資料写真


 Celeron/333MHzを搭載した最後期PC-98シリーズのひとつ。もしかしたら、職場のどこかでまだ現役で稼働しているかもしれない。
 今回は基板を完全には取り外していないので、暗い画像が多くなっているがご容赦のほどを。

PC-9821Ra333/W60基板写真
 マザーボードの後ろ半分。拡張バススロットの下側に当たる部分。PCIスロットのように見える白いコネクタは、拡張バススロット用のもの。その白いコネクタの左側にCPUが位置する。上側に写っているフレームの向こう側がPCIスロット部。

STAR ALPHA2 & i82557
 写真の上側部分の拡大。おなじみのPC-98機能用チップSTAR ALPHA2と、LANチップのintel82557。

システムクロック生成部
 PCIスロット近くにあるCPU・メモリクロック生成部。使われているPLL ICは、IC WorksのW49C65-12H。PLL ICとintel FXチップセットとの間に位置する4連ジャンパがPLL IC設定用のもの。ベースクロック(FSB)をいじる場合にはここを。

CPU周辺部
 こちらは基板の前半分。SEPPのCeleron CPUとメモリの間に、CPU用電圧生成部がある。PC-9821Xa200などではドーターボード形式でVRMが載っていたが、Slot1マザーでは通常のオンボード形式となっている。


電圧制御部
 電圧生成部の拡大。センターのHIP6004CBが、CPU用の電圧制御を行っているIC。PC-VS26DS7DA2にも載っていた。


電圧制御部拡大
 Texas InstrumentsのLVC32320も電圧生成用(監視用?)と思うが、詳細は不明。奥に見えるEZ1084CTはレギュレータIC。放熱器がないが、かなり熱くなる。

チップセット周辺
 チップセットは、intelのFXチップセット。

 最後に、HDBENCHのスコアが残してあったので参考までに。

HDBENCHスコア


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