メニュータイトルPC98-NX改造記録PC-98改造記録ThinkPad535活用講座WindowsCE活用講座雑感

PC-9821An資料写真

 Pentium搭載のA MATEシリーズであるPC-9821Anの基板写真である。主要部分のみをピックアップ。

PC-9821An基板全景

 ファンが付いているのがCPUで、その左側のintelのチップはサポートチップ(いわゆる後のチップセット)である。左上のブロックはドーターボードとなっているウインドウアクセラレータ、右上はやはりドーターボードになっている音源ボード、右下は確かCPUキャッシュメモリ群である。

PC-9821An CPU部拡大

 CPU部分の拡大である。このサポートチップがクロックアップに弱い原因とされていた。

PC-9821 CPUクロック部周辺

 真ん中に見えている正方形のクロックオシレータが60.000MHzのもので、CPUクロックを供給しているはず。その上のNEC製チップ周辺に表面実装型クロックオシレータがいくつか見えるが、これはシステムクロック等を生成していると思われる。

PC-9821An キャッシュ部

 下側の、まるでi386SXのように見えるのが、キャッシュメモリのはず。intel製でKU型番で始まっている。その上の小さい正方形をしたチップは、GALの16V8C。プログラミングにより論理回路を生成できるものだが、当時はそんなに寿命が長くないような仕様だった気がするので、下手をするとここら辺が先にへばってくるかもしれないなんて思ってた。

PC-9821An ウインドウアクセラレータ部

 S3の86C928を積んだウインドウアクセラレータ部。


(c)2005 WANI3/わくわくWANILAND ロゴ小