Pentium搭載のA MATEシリーズであるPC-9821Anの基板写真である。主要部分のみをピックアップ。 |
ファンが付いているのがCPUで、その左側のintelのチップはサポートチップ(いわゆる後のチップセット)である。左上のブロックはドーターボードとなっているウインドウアクセラレータ、右上はやはりドーターボードになっている音源ボード、右下は確かCPUキャッシュメモリ群である。 |
CPU部分の拡大である。このサポートチップがクロックアップに弱い原因とされていた。 |
真ん中に見えている正方形のクロックオシレータが60.000MHzのもので、CPUクロックを供給しているはず。その上のNEC製チップ周辺に表面実装型クロックオシレータがいくつか見えるが、これはシステムクロック等を生成していると思われる。 |
下側の、まるでi386SXのように見えるのが、キャッシュメモリのはず。intel製でKU型番で始まっている。その上の小さい正方形をしたチップは、GALの16V8C。プログラミングにより論理回路を生成できるものだが、当時はそんなに寿命が長くないような仕様だった気がするので、下手をするとここら辺が先にへばってくるかもしれないなんて思ってた。 |
S3の86C928を積んだウインドウアクセラレータ部。 |