1 はじめに さて、前回はSSD化により強化を図ったわけだが、まだ手を付けられるところがあるだろうと考えていた。とは言っても、PC-98シリーズ向けの周辺機器やパーツなんてものはなかなか存在しない。 そんな中、はたと気がついだのがドライブ類である。大体、前回だってSSDをPC-98につないでいるんだから、他のドライブをつなぐことだってできるのは当たり前! で、用意したのがこちら。 そう、PC-98にBlu-rayドライブを載せてみようというのである。ドライブはPanasonicのLF-MB121JDである。なんでこのドライブを使うかというと、正式にWindows2000に対応しているのでドライバが付属しているからである。まぁ、そのあたりはどうにかなりそうな気はするのだが(笑)。 |
2 注意事項 そもそも、PC-98で動作する最新のOSはWindows2000までである。従って、OS自体に著作物保護機能(HDCP&COPP)を備えていないため、ドライブがつながったとしてもBlu-ray映像ディスクを再生することはできない。すなわち、単なるデータドライブとして使用するためにのみドライブを載せることになるわけだ。ただし、アナログ出力による映像再生については可能なのかも? 3 やってみた そもそもATA対応のドライブをATAインターフェースに接続するだけなので、そうそうトラブルが発生するとは思えない(これが、98インターフェースだったりするといろいろと面倒だとは思うけど…)ので、さっさとつないでみる。 5インチベイ上段からNEC MultiCD-R CDR−AB220PD、Panasonic LF-MB121JD、NEC FD1231T 接続するインターフェースは、おなじみのUIDE-133である。 ドライバのインストールが完了すると、無事に認識された。まぁ、予想どおりと言えば予想どおりなわけだが。 |
4 結果 これで、PC-9821XvはPD・DVD-RAM・Blu-rayとかなりの書き込み用光学ディスク対応となったわけで、実は1台でここまでの種類に対応しているマシンはコイツだけだったりする。なんで、こんなことになるのかねぇ?(Blu-rayの実用性は置いておくとして…) |