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PC-VS26DS7DA2で1GHz越え


 約2年ほど前にTualatinコアのCeleronを搭載して1GHz目前まで迫ったがその時点ではそれで満足し、いやそれどころか一時は標準のPentiumII/266MHzに戻ってしまうというどん底までを経験した本機。
  その後、3rdマシンとしての地位を復活させるとともに徐々に装備が増強されてきたのだが、微妙に動作が安定しないところがある。どうも長時間高負荷をかけている(DVD Videoの視聴とか)と熱的に安定しないようなのだ。
 こうなれば、もういっそのことパワーアップと安定化を同時に実現するしかない!ということで、再びCPUの換装に乗り出すことにした。ようするに、CPUがクロックアップ状態なのを解消しようということなのだけど。

 というわけで、今回はSocket370世代のCPUでは最高のクロック倍率を誇るCeleron/1.4GHzを投入してみた。TualatinコアのCPU動作についてはすでに確認済なので、今回も同様の条件で換装してみた。なお、PowerLeapのPL-iP3/Tもこの間にリビジョンアップしており、今回調達したRev.2.0では正式にCeleron/1.4GHzに対応している。

 さて、単純にゲタにCPUを搭載して(CPUクーラーはリテール付属のものを使用)起動させてみると、特に問題もなくあっさりと起動した。当然といえば当然だけど。
 早速、動作周波数をWCPUIDで確認!

WCPUIDの表示

 はい、無事に1GHzで動いてますね。Tualatinコアなので、L2キャッシュも256KBとなっているぞ。ちなみに、BIOS起動画面では「Pentium Pro Processor 1000MHz」として認識されている。
 ついでに、HDBENCHの値なども載せておく。
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
M/B Name
Processor Pentium III 1028.14MHz[GenuineIntel family 6 model B step 4]
Cache L1_D:[16K] L1_I:[16K] L2:[256K]
VideoCard RADEON 9000 SERIES
Resolution 1024x768 (32Bit color)
Memory 195,672 KByte
OS Windows Me 4.90 (Build: 3000)
Date 2003/11/30 20:42
SCSI = Win9x-ME Promise Ultra100 TX2 (tm) IDE Controller
HDC = Intel 82371AB/EB PCI Bus Master IDE Controller
HDC = プライマリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)
HDC[?]=セカンダリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)
A = GENERIC NEC FLOPPY DISK
C = IC35L020 AVER07-0 Rev ER2O
E = BTC BCO4016IM Rev 0.19
ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
23146 40474 42628 11517 8028 14027 30
Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write RRead RWrite Drive
27994 26541 6360 168 35346 30871 15763 26009 C:\100MB
 これからエージングをかけて動作状況を確認していくのだが、DVD Videoを1時間程度かけただけでは不安定なところはなし。CPUクーラーも全然熱くなっていない。これなら熱対策にはかなり有効かと思われる。
 ま、また状況が変わったら更新するってことで一つ。

2003.11.30時点の内部の様子
2003.11.30時点の内部の様子



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