Windows Server 2003のインストールに失敗した時点で、ThinkPad535に関してはもう触れないつもりだったのだが、システム要件がほぼ同じWindows
2000 Serverも"本当に"インストールできないのか検証しておく必要があるだろうと、とりあえずやってみることにした。 さて、Windows 2000 Serverのシステム要件についてはメーカーWebサイトを参照して欲しいが、メモリは最小128MBをサポートとなっている。はたして、インストール時にチェックが入るのか? なお、例によってこんなサイトのそんなページなので、Windows 2000 Serverのインストールに関する一般的な方法や注意事項について書くわけではないので、そういう情報を必要とする人は他のサイトを見るなり、本を買うなりしてほしい。Active Directoryについても取り扱わないので、注意のこと。 今回、Windows 2000 ServerをインストールするThinkPad535の仕様は以下のとおり。Windows Server 2003インストール時と変更はない。 本体:ThinkPad535 (2606-EF8) |
Windows 2000 Serverは、原則としてCD-ROMブートによりインストールすることになる(メーカー製サーバの場合には、別途環境設定も含めたブートFDを作成する場合もある)が、ThinkPad535ではCD-ROMブートができないので、インストール時にはブートフロッピーを使用することになる。 ブートフロッピーは、イメージファイルとしてCD-ROMに含まれているので、MAKEBOOTを利用して作成することになる。なお、Windows 2000 ProfessionalのブートFDではだめなので、Windows 2000 Server用のFDをちゃんと作成すること。 インストール作業自体は、Windows 2000 Professionalと変わるところはない。ブートFDから起動させて、「Press F6…」と表示されたところでF6キーを押しておき、ブートFD2枚目の読み込みが終わったところでPCカード用ドライバを読み込ませる。あとは、指示どおりに進めていく。もちろん、サーバOSならではのIISを導入するかどうかなどProfessional版とは異なる手順もあることは言うまでもない。 |
ドライバの導入状況は、Windows 2000 Professionalと同じ。本機はMWAVEが搭載されていないので、ESS
Audioの標準ドライバがインストールされている。 起動画面だけだとなんなので、ちゃんとServerが動いている証拠に「コンピュータの管理」のシステムの概要のキャプチャを。意外に、Server版が動いているということを確認できるところってないんだよねぇ。Active Directoryの画面でも出すか? それにしても、メモリがギリギリで動いてますな。 |