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雑感


 2005.07.31
 現在、部屋の中の不要物をできるだけ少なくする方向で作業中。とりあえず、不要パーツ類や埋もれていたものをヤフオクに出して、圧縮作業中。
 それから、ここ数年ため込んできた雑誌類を整理中。3山にもなった雑誌群のうち、とりあえず1山バラしてみたのだけど、そのまま捨てられそうなのは1/3以下みたい。っていうか、まだ目を通していないものも半分近くある(ビニールかかってて開封していないものも多数あり)ので、ざっと読むだけでもかなりの時間がかかりそうな予感。

 で、どうしても資料として残しておかなければならない雑誌がかなりの量になってしまい、もはや収納スペースもないことから、以前から検討していた電子化を進めることにした。使用するアイテムは、富士通(PFU)のScansnapである。まだ発注した段階のため、実際の作業に入れるのはまだ先なのだが、こいつの使い勝手がそれなりによいのは職場で経験済みなので、さくさくっとPDF化していきたいところ。

 週刊アスキーのスタパ齋藤氏の記事では裁断機まで購入していて、実はオレもどうしようか悩みまくったクチである。というのも、雑誌をバラすのって結構大変なんだよね。分厚いものになると捌くだけで重労働だし。でも、裁断機は何よりでかいので置く場所が無し。それから、20mm以上の厚い雑誌をバラすので、並のものじゃだめ。ってことで、ここはカッターナイフ片手に手作業で頑張る予定。

 2005.07.29
 最近は、コンビニや書店を除いては行きつけの店というものがほとんど無く、書店でさえも雑誌以外はAmazonなどで調達することが多くなって立ち読み率が上昇の一方だったりするのだが、そんなオレが唯一、顔を覚えられている店がある。それは「はなまるうどん」!(爆)

 毎回、レジで会計する時に「いつもありがとうございます」と言われるようになって気がついたのだが、確かに、レジ係の人はオレが行くといつもいるように思うのだけど、そんなに覚えられてしまうような存在なんだろうか?そりゃ、職場の食堂以外で言えば現在最も利用している外食ではあるのだけど、それでも毎日行ってるわけじゃないんだけどねぇ。変なところで常連になってるなぁ(笑)

 2005.07.28
 大井川中流域まで行ってきたが、暑いことこの上なし。台風7号が通り過ぎたあと、2日続けて暑いってのもキツイ。台風直撃よりは良かったけど。

大井川鐵道井川線

 アプト式区間の大井川鐵道井川線。アプト区間用機関車と較べて、通常列車の小ささがよくわかりますな。

 2005.07.25
 台風7号が接近中ということで、明日から明後日にかけては荒天になること間違いなし。注意を怠りなく。

 JRの乗車券を組むためにJTBへ行ってきた。で、わからないことがあったので質問をしたのだが、結局のところ回答が得られず、調査の上で後日回答をしてもらえることになった。オレがJR時刻表もJTB時刻表も読んで調べた上でわからなかったんだから、そうすぐには答えは出ないとは思っていたのだが、まさか保留になるとは思わなかった。確かに、変な乗車券だけどそういう組み方をする人っていないわけじゃないと思うのだが。JTBの人が3人面つきあわせて考えて保留ってのはちと情けないかなぁ。

 2005.07.24
 どうやら、サーバに内蔵のMOドライブがお亡くなりになった模様。駆動系かピックアップ系の異常と思われるのだが、とことんMOとの相性が悪いなぁと、またまた実感。職場で使ってるSCSI接続のものは正常に使えてるんだけど、MO関係のジャンクは勝率が悪すぎ。かといって、新品で買うと結構な値段するんだよなぁ。どうしたもんだろう。

 2005.07.23
 仕事で伊東まで行っていたのだが、その帰りに伊東駅ホームでちょっと揺れを感じた。それが千葉での地震だとは思わなかったのは、伊東という土地柄なんだけど。
 震度速報で熱海市網代が震度4という情報が入ってからは、一部関係者が慌ただしく動き出したりしたのだが、オレは帰りの電車がちゃんと動くかどうかだけが心配だった(笑)。まぁ、伊東線は30分ほどで運転を再開し、東海道本線の熱海以西もしばらくしたら動き出したのであまり大きな影響はなかったのだが、揺れの強かった熱海から東京方面へはしばらく運転見合わせが続いていたようだ。

E231系
 これは、伊東駅の留置線に停車中のE231系。10+5両編成の5両分だと思うのだが、伊東線内で15両編成での運転なんてやってるんだっけ?

 2005.07.20
 遅まきながらSPAMメール対策を行うことにした。メールソフト側とウイルス対策ソフト側の2段階対応による自動振り分けを行うようにしたのだが、精度はまだまだ。ただ、英文のSPAMが多いので片っ端からツブしていけばそれなりになるんじゃないかと。逆に、日本語のSPAMはなかなかはじきにくいなぁ。このあたりはウイルス対策ソフトのフィルタリングに期待ってことで。

 2005.07.19
 緊急及び臨時用に用意していた古いマシンを処分。これにより、常時稼働可能なPC/AT系マシンはすべてSlot1以上となった。実験用マシンのCPUを手持ちのPentiumIII/1GHzに交換すれば、CPUの動作クロックはすべて1GHz以上になるので、だいぶ底上げが図られた格好。
 そして、Socket7以下はすべてPC-98系マシンで占められることに。いや、もちろんSocket7マザーは1枚保存してあるが、常時稼働なPentium相当CPU搭載機してはPC-9821Xv30(K6-III+搭載)とPC-9821Xa13(K6-2搭載)の2台が残るのみとなった。もちろん、それ以下の486搭載機などもPC-98シリーズだけなんだけど。

 最近は、さすがに寿命が尽きてしまうマシンや周辺機器が出始めており、全体としては縮小傾向なのは間違いのないところ。NEC純正SCSI外付けHDD(容量100MB)がお亡くなりになっていることも本日確認。こうして、徐々に消え去ってしまうものなのですな。

 2005.07.18
 とりあえず、92(90)mmの標準タイプのファンを買ってきた。今回は日本電産(Nidec)のもの(2400rpm)をチョイス。静岡では、90mm以上のものはどうしても品揃えや在庫が少なくなってしまうので、買うのにも一苦労だったりするのだが。

 さて、これでCPUを全力運転させると、だいたい7〜8度くらい違いますな。静音タイプでは風圧が足りずにエアフローがうまく流れていなかったのであろう。今回は比較的まともな状態を示しているのだが、それでもピークのCPU温度は71〜72度と最大定格をわずかに超えているのがなんとも。データシートを見ると、3.06GHzのTcaseの最大値は2.8GHzと較べてかなり低く抑えられており、実装にはちとやっかい。本当に静音マシンを狙うのなら、3.06GHzではなく2.8GHzを載せるべきかと。
 でもまぁ、マザーボードの温度とCPUの温度差を見ると、CPUの出した熱はほぼ排出されているようなので、実装としてはこれでやむを得ないと判断したのでこの状態で運用して見る。

 メインのスピーカーセッティング用に発注していたインシュレーターが届いたので、早速セッティングを開始。とりあえずベタ置きだったのを改善したかったのだが、あわせてボーカルの中抜けっぽいのを改善。気持ちスピーカーの振り幅を内側に寄せて、定位をはっきりさせることができた。あと、低音部もちょっと音の出方が変わったので、サブウーハーも微調整。ま、だいたいこんなもんでしょ。

 2005.07.17
 台風に合わせるかのように台湾へ遠征した某バイヤーがいたのだが、無事に日本に戻ってきてしまったみたいだなぁ。もう一日いれば、飛行機が飛ばなかっただろうに…チッ!

 ニューマシンのOSをインストールし直して、WindowsXP Professionalに変更。理由は、単純にライセンスの都合上ってだけだが。
 で、CPUの全力運転(論理CPUの2つともCPU使用率が95%以上の状態)を実施したのだが、ちょっと熱くなりすぎ。マザーボードの温度が80度近くに達するというのは、電解コンデンサの寿命にもよろしくない。全力運転さえしなければ安定した温度を維持できるのだけど、急上昇するCPUの熱を外に出し切れないのがまずいようだ。いやいや、ここまで急激な上がり方をするとはねぇ。ハイパースレッディングを甘く見てましたわ。
 仕方がないので、ケースファンの交換を検討中。それなりに回転数が高くてそれなりに静音なファンが転がってないものだろうか

 2005.07.16
 久しぶりに、新しいPCIビデオカードが発売されるようで。

 って、チップの概要とか見たら、シェーダーとかを積んでいないビジネス2D向けのチップなんですな。DirectDrawはサポートするようだけど、3D系の方はアクセラレーション機能無しみたい。
 しかし、この分野はRage系が相変わらず使われていて、枯れた技術を好むサーバ向けとしては食い込むのは難しいかも。フットプリントが小さい点は実装コストの低減に結びついていいかもしれんね。シンクライアント向けとかで頑張ってほしいところ。

 ところで、ここのサイトはPCIグラフィックチップの紹介をするページではなかったはずなのだけど、なぜに新製品を見つけると書いてるんだろうねぇ。

 2005.07.15
 本日のアイテム。

いもきんつばのむらさきのやつ

 いや、こんなにデカく載せるような代物じゃないか。
 「いもきんつば」のむらさきのやつを売ってると聞いたので、ついつい買ってしまいましたわ。と言っても、普通の人にはなんのことやらわからんだろうねぇ。8月6日のミートパイと同じですな。ググればもしかしたらわかる?

 PC98-NXにソースネクストのウイルスセキュリティ2005EXをインストール。どうやら正常に稼働するようなので、正規ユーザー登録を実施。確かに動作は軽いので、ThinkPadX40にもこいつを入れようかなぁ。

 2005.07.14
 さてさて、この週末は引きこもる予定なので準備をしておかないと…

 ニューマシンのベースとしたASUS Terminator P4 533A-Lのマザーは、ASUS独自のTriOptixフォームファクタである。そのコンパクトなマザーボード上に、SiS651チップセットを始め、AGP・PCI・LAN・サウンド・メモリ×2・IDE・FDDなど様々なコネクタ類が載っている。
 今回、こいつを採用した理由で最も大きいのがAGPソケットを搭載していることである。そのせいでPCIスロットが1つになってしまっているがこれはやむを得ないところ。ただ、オンボードでIEEE1394(FireWire)が無いのは非常に残念。これがあれば完璧だったのに。

 さて、このマザーが対応しているCPUは、公式HPではNorthwoodコアPentium4の2.8GHzまでとなっている。そのくせ、現行モデルではHyper Threadingに対応しているとマニュアルに記載がある(マニュアルには対応CPUの周波数に関しては記載がない)。HT対応Northwood Pentium4 2.8GHzなどという代物はこの世にはないはずなのだが(笑)。
 ということで、今回はHT対応ということを優先してPentium4 3.06GHzを調達。今となっては新品で購入するのはなかなか難しいのだが、幸いにしてバルクのものを入手できた。ヤフオクでもかなりいい値段がついているので、どうせなら新品の方がよかろうとの判断をした。
 CPUクーラーは、昨日書いたとおり静音タイプのものを調達したわけだが、これは先にCPUを決めてから対応CPUと大きさ等を勘案したのである。

 あとは、ケース内の余裕スペースが少ないことから、IDEケーブルはいわゆるスマートケーブルに変更したくらいがポイントだろうか。光学系ドライブは、セカンドマシンから完全に移植。外付けDVD-RドライブはIEEE1394接続からUSB2.0接続に変更した。
 最初は、複合カードを使用してGigabit LANとIEEE1394を追加するつもりだったのだが、Gigabit LANの能力が思うように出なかったので、intel PRO/1000単独のボードに変更した。このため、IEEE1394は断念した形になっている。
 それから、公式にはオンボードのAC'97サウンド機能でマルチチャンネル出力が可能と書かれているのだが、ちょっとこれがわからなかったので内蔵サウンド機能は使用せず、外付けUSBサウンドユニットを採用した。

 大体が、今回のマシンの概要かな。当面はこれだけの能力があれば問題はなさそう。

 2005.07.13
 なんか小ネタがあったような気がしたのだが、すっかり忘れてしまった。

 ということで、ニューマシンの全貌を明らかにする時が!
 今回は、サブマシンのリプレースを狙ってコンパクトマシンを1台製作することにした。現在のサブマシンは、MSIのSFF形態ベアボーンということで、AGPがないことと搭載ファンが小口径のためフル稼働時にうるさいというのが最大の弱点となっている。
 そこで、AGPを搭載していてかつ常時静音のマシンへと交換することとしたい。

 ベースになるのは、ASUSのTerminatorシリーズである。ASUSの独自規格として筐体及びマザーボードをシリーズ化しているもので、今回採用したのはTerminator P4 533A-Lである。5インチベイ×2に3.5インチベイ×2(うちシャドウ×1)という構成にファンレス小型電源を組み合わせたものである。マザーボードはPrescotto非対応のSocket 478である。

 このシリーズは、専用筐体・マザーという構成を活かして静音に関して一定の配慮がされており、CPU温度を監視してCPUクーラーの電圧を変更する機能と、電源温度を監視してケースファンの電圧を変更する機能がBIOSに備えられている。しかも、しきい値の温度と低下させる電圧の値をそれぞれ個別に設定できるため、比較的細かい設定ができ、標準添付のファンを静音タイプに交換しても正常に低回転動作させることが可能である(←これ重要)。
 Terminatorシリーズはベアボーンだけあって、CPUクーラーもケースファンも標準で添付されているのだが、どちらのファンも高回転型で爆音を発生させるタイプとなっている。メーカー側としては、風量に余裕のあるファンにしておいて、温度制御で通常は騒音抑制ということを考えているのだろうけど、一度全力運転に入ってしまえばうるさくてしょうがないくらいの音を発生することになる。
 このあたりは、ネット上でいろいろと書かれているのでいくらでも参考となる情報があると思うが、静音化を狙う場合には両方のファンの交換は必須と思われる。ちなみに、ミニタワーのくせにケースファンは90(92)mmの大型のものが使われているため、背面パネルの1/4は排気口じゃないかという排熱には効果的な作りとなっている。
 今回、CPUクーラーはファンだけではなくヒートシンクも変更することとし、そのサイズと性能からCOOLER MASTERのCyprumを採用した。ケースファンには1600rpm、15.8dB(A)の超静音タイプを使用することとした。CPUクーラーは、筐体サイズの関係から大型のものが使用できないので、標準添付のものを参考に搭載するCPUとの兼ね合いで決定する必要がある。

 次回は、マザーボードまわりについてかな?

 2005.07.12
 PC98-NX強化計画が終了したことに伴い、安定動作環境における検証作業を実施。SSE命令を使用したソフトの動作確認を行ったが、やはり初期化の時点でこけるソフトが多い模様。もはや、メインマシンとしての使用は不可能と言ってもいいかもしれん。
 今後、ウイルス対策ソフトをインストールしたり、ゲームをインストールしたりと実使用環境での動作確認を順次行っていくので、検証作業ももう少しやるかも。特に、現時点ではサブマシンがお休み中のため、事実上PC98-NXがサブマシンとして稼働している状態だったりする。なんだかんだ言って、その重要性は上昇中。

 お休み中のサブマシンだが、実は休んでいたわけではなくてバックアップデータの書き戻し作業を行っていたのだ。10日から始めたので、実に足かけ4日(終了は13日)に渡って連続作業を行っていたというすさまじい状態。この間、HDDはほとんど休みなしだったわけで、熱で壊れたりしないかちょっと不安。
 そして、ようやく全てのアイテムが揃ったので、ニューマシンの全貌を明らかにできそう。

 2005.07.10
 一日中、一歩も家から出ない引きこもり生活を実施。どうせなら、ニートになってしまえば明日から仕事に行かなければ!などという後ろ向きな気持ちにならなくても済むのにねぇ。

 2年ほど前に誘導雷の被害にあって以来ルーターの2段接続を行っていた、Yahoo!BB系のルーターを復旧。ジャンクでルーターが転がっていたので置き換えて試してみたところ、全く動作には問題がないことが確認できた。これで、一つ余分な発熱体が撤去できるな。
 ついでに無線LANの設定も見直していたのだが、ESS-IDを隠していなかったことが判明。まぁ当然のことながらアクセス制限はかけているので、普通の人はただ乗りできないだろうし、それができるくらいの人はESS-ID隠していたって見つけられるだろうしねぇ。

 本日のアイテムはお休み。っていうか、いいかげん続ける理由もなくなってきたような。

 2005.07.09
 昼間から酒を飲んでグダグダ過ごしたり。

 玄人志向から新しいPCIビデオボードが!と思ったら、RADEON7000だった。 ディスコンになっても別のボードを調達してきているということは、根強い需要があるのかなぁ。

 今回のアイテムはメモリ。底値っぽいということで、仕様上はDDR400/1GBのものを2枚。
メモリ2GB

 2005.07.08
 これに気が付いた人は少ないと思う(というかほとんどいないはず)が、オレは今回爆弾テロが発生したロンドンを昨年訪れている。そして、あの9.11が発生したニューヨークもその前の年に訪れている。それ以外にも、阪神・淡路大震災の時には発生の2日前まで近畿地方に行っていたという実績もある。オレが行ったところでは何かが起こるというのか?ということは台湾でも…

 10万円の液晶テレビは挑戦したもののあと一歩で購入できず。なぜか、決済画面ではじかれちゃったんだよねぇ。

 今回のアイテム。決め手はファンレス。
RADEON9600

 2005.07.06
 PC98-NX強化計画が終了した後の次のネタを準備してあるのだが、なかなか書く時間が無くて。
 とりあえず、さわりだけでも。

CPUプロパティ

 2005.07.05
 スピーカーを替えたら、やっぱりそれだけの効果があったぞと。実のところ、価格の面では今までのスピーカーとそれほど変わらないのだけど、やっぱりオーディオ用のスピーカーは違うわけで。
 エージングのためにしばらくクラシックをかけ続けていた(ダイナミックレンジが広いソースが他にない…)のだが、それも一段落したところでいつもの曲を。それにしても、ツイーターがよく鳴るもんだから、ブラスセクションとかが気持ちよく感じますな。近接で聴いているせいもあるのだけど定位もしっかりしてるし、なるほどジャズ・コンポーネント・アワード受賞ってのもわかるなぁ。
 ただ、逆にボーカルがちょっと引っ込んだ感じになってしまうのが気になるので、セッティングをいじってみるつもり。とはいっても、バランスは悪くないのでこのままでもそれはそれで。あと、サブウーハーのかぶせ方もちょっと難しい気がする。サブウーハーを組み合わせるのなら、バスレフみたいに比較的すっぱりと低域が切れてくれる方が合わせやすいんだろうねぇ。クラシックとポップスで低音の厚みがだいぶ変わってしまうので、どう合わせこむかがちょっとした課題。
 それにしても、アンプも替えたくなってくるなぁ、これ。

 2005.07.03
 PC98-NX強化計画の最終検証がほぼ終了。24時間のエージングが終われば、いよいよ強化計画は完全終了に。

 さて、この週末に行っていた最終検証は何だったのかというと、やっぱりビデオカード関係だったり。とりあえず、先日調達してきたビデオカードを見てもらおう。

RD92SE-LP64D
 
 気が付いた人は、ここをそれなりに見ている人。何のことやらわからない人は、通りすがりの人ですな。
 実は、RD92SE-LP64Dを調達するのは2度目である。現在使用しているRD9250-LP64Dの前に使用していたのだが、リプレースに伴って一度手放したという経緯がある。しかも、手放してからまだ1ヶ月半しか経っていない!

 なぜにもう1度入手する必要が生じたのか。それは、パフォーマンスの再検証である。実は、RADEON9250に換装した時に素の特性を測ってRADEON9200SEよりもパフォーマンスが向上していると判断したのだが、実際にPC98-NXの現環境に放り込むとほとんど変化がない程度になってしまったのだ。というか、ベンチマークデータだけで見ればRADEON9250に換装したら速度が落ちていることになっていたのだ。

 これは再度しっかりと検証しないといかん!ということで、今回の最終検証作業が行われることになったのだ。

 それでは9200SEと9250でのベンチマークデータを見てみよう。環境は、いつもどおり1280×1024の32bitカラーである。

・RADEON9200SE
 HDBENCH  Rectangle Text  Ellipse BitBlt DirectDraw
         25564   24365 6136  94   17
 3DMark2001SE:3374 3DMark03:453

・RADEON9250
 HDBENCH  Rectangle Text  Ellipse BitBlt DirectDraw
         23743   22709 6200  85   17
 3DMark2001SE:3332 3DMark03:454
 見てもらってわかるとおり、 ほとんどの項目で9200SEの方が上回っている状態である。これで果たして上位チップといえるのだろうかっ!

 実際のところは、9200SEはコア200MHz/メモリ360MHz(パッケージには400MHzと書いてあるんだけど…)で動いており、9250はコア240MHz/メモリ333MHzで動いていた。コアクロックをいじってもベンチマークの数値にそれほど影響はしなかったが、メモリクロックはそのままベンチマークに反映されたので、たぶんメモリクロックの差がそのままこの数字になっているのだろう。

 こういう結果が出たのであれば、3Dの重いゲームを動かせばコアクロックが高いことが優位に働くとは思うのだがこのマシンではそんな事態になることがまず無いので、9200SEを採用すべきと考えるところだが、このマシンはクロックアップしているという特殊事情があるために9250を採用することで確定。はぁ?と思うだろうが、9250の方が安定して動くのよ、これが。しかも、9200SEではほぼクロックアップが不可なのに対して、9250では多少のマージンがあってメモリクロックも上げられるので、これによって9200SEに近い数字にまで持って行けることが確認できたのである。
 クロックアップには、従来使用していたPowerstripだと微妙に動作がおかしくなったので新たにRage3DTweakを投入。これで、概ね満足のいく設定とすることができた。最終的なベンチマークの値としては以下のとおり。
・RADEON9250 CLOCKUP
 HDBENCH  Rectangle Text  Ellipse BitBlt DirectDraw
         26509   25154 5698  97   18
 3DMark2001SE:3501 3DMark03:486
 ということで、PC98-NX強化計画の終了を記念して現在の状態を写した写真を載せておこうと思う。

PC-VS26DS2DA7内部の様子
 赤いケーブルがS-ATA用のもの。メモリソケットの右に見えている青いものは、ノースブリッジ冷却用のファン付きヒートシンク。スペースの都合から、VGAチップ用の薄型ものを使用している。左上に見えている背面パネルに付いている黒いものは、排気ファン。
 全体として、ケーブルがごちゃついている感じがするが、これでもS-ATAの採用によりマシになったのである。

 2005.07.02
 PC98-NX強化計画の最終版は、まだ検証作業中。
 ということで、7月に突然発動したPCレベルアップ計画の第1弾を公開したいと思う。

 「なんじゃ、その計画は?」という人もいるかと思うが、というか誰も知らない計画(名称はたった今決めた)なので突然もへったくれもないのだが、終了したPC98-NX強化計画の次に位置するPC強化計画の名称である。
 内容としては、本体のみにこだわらず周辺機器も含めて全体的なレベルアップを図ることを目的としているのだが、とりあえずは主にサウンド面の見直しから始めたいと考えている。そして、その嚆矢としてスピーカーを選択してみた。

 PC用メインスピーカーは、昔からいわゆるアクティブスピーカー(アンプ内蔵型)を使用しているのだが、実はその前にサラウンド用アンプユニットが入っているので、一度アンプでスピーカー出力されたものを減衰させてもう一度アンプで増幅させるという変な構成となっていた。ただ、これはまぁこれまでの構成変更上やむを得ない面があるのと、サブウーハーとの音のバランスを考えてのことでもあった。もともと、音楽鑑賞を主にPC上でやることになるなんて全然想定していなかったので、それで十分だったのである。

 しかし、MP3に始まりWindowsMediaAudioなどの様々なメディアフォーマットが登場し、さらにはTVまでもPC上で見ることが主流になってしまった現状では、PC用のスピーカーこそを重視する必要が生じていたのだ。
 そこで、従来のアクティブスピーカーを撤去し、替わりにPC用ではないオーディオ用のスピーカーを投入し、グレードアップを図ることとしたのである。

 とは言っても、モニタの横に置く以上そんなに大きいものは置けないので、どうしてもピュアオーディオクラスには届かないAV用クラスのローエンド製品を選択せざるを得ないところであり、これまた機種の選定には悩ましいところである。
 とりあえず、現行モニタの空きスペースの関係から、本命のYAMAHA製ではなくKENWOOD製のスピーカーを選択して投入することとした。

YST-M20DSP RS-7070-ML

 左側がこれまで使っていたYAMAHAのYST-M20DSPで、右側が今回投入したKENWOODのRS-7070-MLである。
 どちらも8cmユニットを使用しているのだが、YST-M20DSPの方はフルレンジユニット一発にYAMAHA Active Servo Technologyを使用したバスレフポートを付けて多少低域よりに帯域を取っているのに対し、RS-7070-MLは密閉式で8cmのダブルウーハーにツイーターという構成で比較的高域側重視(密閉型はどうしても低域はダラダラ下がるので)と言えるかも。

 実際に聴いてみた感じでも、高域の表現に差があることがはっきりとわかる。RS-7070-MLに替えるとハイハットなどの音がきれいに伸びており、また音像も定位もしっかりする。逆に、中域以下の音についてはちょっと物足りないと感じる部分があるのだが、相対的な感覚の部分も大きいと思う。RS-7070-MLは、ボーカルを鳴らすというよりは楽器を鳴らす方が向いている感じであり、ボーカル中心なら例えばYAMAHAのNS-M125(スペックは上位のNS-M225のものになっているので注意)の方がいいかもしれない。

 概ね予想どおりの結果となっているので、これからエージングを進めていく予定。とりあえずはダイナミックレンジの広いクラシックを中心にかけていくつもり。

 2005.07.01
 PC98-NX強化計画が落ち着いて、今後の方針が気になるところではあるかと思うが、次の計画についても水面下で進行中であるので、近日中に詳細が公開できる予定となっている。今しばらくお待ちいただきたい。

 さて、ようやく梅雨らしい天気になってきたが、気温の方も真夏並みに。というか、先日は清水でむちゃくちゃな気温を記録するなど、PC環境には非常に厳しい状況となっている。
 先日いじった時に静音化を図ったメインマシンだが、同時にCPUファンの回転数とヒートシンクの温度をリアルタイムで計測できるようにしてあった。ついでに、一定の温度を超えた場合には警告音が鳴るようにしていただのが、ここ1週間ばかりは警告音が鳴りっぱなし。それどころか、警告用設定温度を突破してした状態が続いてしまい、なんの意味もなさない有様となっていた。

 そこで、再度静音化の検討をやり直すことにしていろいろと調査したのだが、CPUファンは静音化した状態でもある程度のレベルで放熱のバランスが取れることから、背面のケースファンの風圧が足りないためにケース内のエアフローがうまくいっていない可能性が高いことが判明した。

 とりあえず、背面ファンを静音タイプから高回転タイプに変更して排気量を増加させることで様子を見ることに。CPUのデータシートを見るとTcaseが最大で69度ということなので、常用では最大60度に設定。ヒートシンクの温度が60度を超えたら警告音を出すように設定することにした。

 それにしても、うちには静音ファンか高回転ファンしかないのか?標準の2500〜2600rpmのものがないってのはどういうことなんだろうねぇ。

 次回は、PC98-NX強化計画のまとめを行う予定。ただ、検証作業が難航しているため、更新は遅くなるかも…

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