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雑感


 2006.02.26
 いやいやすさまじいばかりの吹雪であった。凍った路面の上に立っていると、風の勢いで転びそうになるほどだったからなぁ。軒並みリフトも運休なので仕方なく滑走は取り止め。

 ということで昨日から滑っていたのだが、昨日の夕方には雲一つない晴天だったのが一夜明ければ猛吹雪だってんだから山の天気はよくわからん。早々に下山(みんな下りるのと吹雪で視界が悪くて道路は大渋滞)して、小布施で栗おこわ食べて、ハードオフを巡って帰ってきた。最近は、静岡にあるハードオフよりも長野・山梨方面の方が面白いものがあるような気がする。
 あと、初めてPCNETの長野店を覗いてみた。本体系が中心の品揃えだったが、なかなかいい(適正なという意味ね)値段を付けていたように思う。これなら、ちょっとした用途のために中古PCを買うというのに向いていそう。そういや、アキバの店も見たことあるなぁ。

 で、これだけ店を回っても何も買ってこないというのもどうしたものか。いろいろ面白そうなものもあったのだが、結局手を出さずじまい。そりゃ、財政状況を考えれば買わないのが大正解とはいえ、このオレが…という感じ。そろそろ潮時なのかも。

 2006.02.24
 荒川の金メダルには、素直に拍手を送りたいと思う。おめでとう!

 ところで、こちらとしてはおめでたくない事態が生じていることが判明した。というのも、3月のカード請求額が通常の2倍以上に達していることが速報で通知されたからである。すなわち、3月危機の可能性がっ!

 最近は、請求額がほぼ毎月の支払額の上限と一致しており、ほとんど上下していなかった。それがいきなり2倍ともなれば、そりゃ支払いに影響が出るってもので。さすがに今回ばかりは請求額の内訳を細かくチェックする必要を感じたので、それぞれ何を買ったのかチェックしてみた。そうしたらまぁ、確かに買っているでやんす。PC-9821Xvにツッコンだビデオカードとか、ゲームとか開封していないソフトとか。なにも、こんなに集中して請求せんでもええやんなぁ。

 とりあえず、いろいろとかき集めるとなんとか3月危機は乗り越えられると思うのだが、問題はその次の4月危機である。このときには原資が底をついている可能性が高く、にっちもさっちも行かなくなるような気が…。うわ、やべぇ!

 2006.02.23
 PC-9821Xv20については、とりあえず一区切りをつけて終わったものと考えていた。この前も書いたとおり、もうひとネタ書くだけの内容はあるので、それを書いてしまえば、と。実際に書き始めていたし、概ねの流れも作った。しかし、何かもやもやしたものが。
 本当にこれで終わっていいのか?まだやり尽くしたとは言えないのではないか?まだまだその実力のすべてを発揮させていないのではないか?こういった疑問が渦巻いており、その回答がはっきりと出せていないというのが現状かと。
 とは言っても、じゃあできることは何なんだ?と問われると、これっ!という明確なものがないだけに余計になぁ…

 2006.02.21
 気がついたら、すみや第3四半期報告が発表されていたらしいので、ちょっと見てみる。

 まず、全体の傾向としては中間決算時と変更がないようだ。売上高は全面的に縮小しているが、販売管理費等の削減も進んでいることから、縮小均衡傾向は維持できているようだ。営業利益が黒字化ということで、最終的にこれが維持できるればいいところに行くんだろうなぁ。ところで、営業外収益が着実に増えているのだが、どうなっているんだこれ。素人でそこまでバランスシートを読めないので、明確にこれというものがわからんのだが。前回決算、第1四半期報告、中間決算、今回の第3四半期報告と並べて見てみないとなぁ。

 2006.02.20
 ここに来て、電気用品安全法の話題がたくさん出てきていますな。そんなことを今更騒いでも仕方なかろう、法制定時に騒いどけ!と思うのだが、現実にハードオフでも買い取り価格の低下という現象を引き起こしているようなので、影響が大きいっちゃあ大きいわな。店員曰く「3月末までに売り切らないといけないので安くでないと買い取りできない」ってことらしい。まぁ、不良在庫で販売できないとなれば、処分費負担して廃棄になる可能性が高いもんなぁ。

 新たに金色のカード@リーサルウェポンが戦線に投入された。といってもゴールドカードって訳でなく、法人カードなんですがね。初めてICチップの入ったカードが手元に!と思ったけど、去年の頭に入っていた別のカードにもICが入っていたらしい。手元に来てから、一度も台紙からはがしていなかった完全未使用品の状態なので、全然気がつかなかった…

 あともう1つネタがあったように思うのだが、忘れた。思い出したらまた書く。

 2006.02.19
 ようやく PC-9821Xv20でPC/AT用ビデオカードを使うを最終章まで書き上げたのでアップ。1ヶ月以上の長きにわたり実験に継ぐ実験を繰り返してきてようやくここまでたどり着いた。当初は、年末年始休暇の間にさくっと片付ける予定だったのだが、結果的には超大作に。実験データもあちこちに散らばっており、どのデータがどの時点のどの環境のものだったかがわからなくなる有様。それにしても、未だにPC-98にこれだけの労力を費やしているオレって一体…

 労力の費やしついでに、PC-9821Xvでもう1ページを書く予定。内容は、ここでも書いていたPC-9821Xv20でのDVD再生についてなのだが、ようするにDVDのコマ落ち再生をなくすためのチューンナップ方法みたいな感じで。

 そうそう、このネタも新ページに書くかもしれないのだが、ちょっとだけ記載。強化したPC-9821Xv20強化したPC98-NXとどんな力関係なのか?Socket5ベースのマシンはSlot1マシンに太刀打ちできるのか?HDBENCHの値を載せみたいと思う。一応、ほぼフルチューン状態の環境で計測。

※PC-9821Xv20/W30改
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
Processor AMD K6-III+ 555.89MHz[AuthenticAMD family 5 model D step 0]
VideoCard NVIDIA GeForce FX 5700LE
OS Windows 2000 5.0 (Build: 2195) Service Pack 4

ALL  Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
18821 31038 19221 9823    4397    8799     31

Rectangle Text  Ellipse BitBlt Read  Write RRead RWrite
35946   29800  4497  341 30020 30834 14990 13669

※PC98-NX(PC-VS26DS7DA2改)
★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
Processor Pentium III 1028.13MHz[GenuineIntel family 6 model B step 4]
VideoCard RADEON 9250 RADEON 9250 - Secondary
OS Windows Me 4.90 (Build: 3000)

ALL  Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
29392 40425 42573 12537   9366    16462    14

Rectangle Text  Ellipse BitBlt Read  Write RRead RWrite
27367   26147  6077  170 58016 42507 21899 34512

 さて、どんなものだろうか?ちなみに、表示環境は1024×768で32bit表示に統一している。
 CPUがTualatin Celeron対K6-III+、CPUクロックが1GHz対555MHz、メモリが512MB SDRAM対192MB EDO SIMM、OSがWindowsMe対Windows2000Pro、HDDがS-ATA対ATA33(いずれも左側がPC-98NX)ということを考えれば、健闘と言えるのではないだろうか。まぁ、ほとんどGPUの能力の高さがALLの数値を引き上げているわけだが(笑)。

 で、ここまで強化したPC-9821Xv20だが、例によって例のごとく使用方法は決まっていない。どうしたものやら…

 2006.02.18
 サイトのアクセスログをチェックしていたら、自分のアクセス記録のはずなのに記録されていたIPアドレスが異なるものだったのでビックリ。ウイルスにでも感染して勝手に書き換えられたかと思って慌てて原因の調査を開始。
 幸い、サーバの方で勝手に予備回線につないでいたことが原因と判明したので安心したのだが、内心ビクビクものの話であった。

 新春記念更新で始めた企画も、あと2章を残すのみとなった。そのうち1章分はほぼ書き上げたので、あと1章分を明日にでも書いてしまおうかと。来週からはスキーの今シーズン後半戦がスタートするので、また更新している余裕もなくなるし。

 2006.02.17
 それにしても、新春記念更新として始めたPC-9821Xv20ネタだが、まさかこんなに時間と金がかかるとは思わなかった。「思わずかっとなってやった。今は反省している。」という文句が思い切り似合いそうな状況だったり。まったく、時間と金をどれだけ注ぎ込んだやら。

 まぁ、その分久しぶりに長いページを作ることができそうなわけで、さらに予定外だったがもう1ページ書けそうなぐらいネタができたので、いずれ公開するってことで。公開したところで、アフィリエイトやってるわけでもないので収入が増えるわけでもないのだけどさ。

 というわけで、現在は最終試験中。昨日も昼間の間ずっと3DMark2000を動かしていたのだが、途中で落ちたみたい。夜になってもう一度やってみたがやっぱり落ちるみたい。ビデオカードの熱暴走だと思うので、安全圏がどこまでか調査中。これが終わればスペック確定だな。

 2006.02.15
 数日前にはマイナス12度の世界にいて、今度は25度の世界にいる。その気温差にはさすがに参るわ。しかし桜が咲いて散ってしまうぞ、これ。仕事から帰ったら部屋の中が暑いこと暑いこと。マシンのファンの回転数が上がってうるさいぞっ!一足先に熱暴走のチェックを(笑)。

 少年サンデー連載中の『ハヤテのごとく!』。今週号の1ページ目のネタで思わず笑ってしまった。コンビニの店頭にもかかわらず…。このネタは、我々世代には卑怯だっ!

 さて、PC-9821Xv20DVD再生計画(名前合ってたっけ?)は、OSの再インストール段階にまで進行。おおむねの環境が整ったことから、もう一度きれいな状態でセットアップしようという考え。これで問題なければ完成ということで。週末にはようやく終われそうな予感。

 2006.02.14
 このネタには触れないわけにはいけないんだけど、頭に持ってくるのか最後にさりげなく触れる程度にするのか、ちょっと迷った。

 季節感を大事にする当サイト…(以下略)。えぇ、バレンタインネタでございますよ。例によって例のごとく、Web上でオレが見ている範囲では「憂鬱な日」だとか「義理は…」とかばかりで、楽しそうな雰囲気は一切伝わってこないんですがなんでですかね?もちろん、その一団の中にオレが含まれているからというのが真っ当な理由だとは思うのですが。そういえば、バレンタインに告白されたとかそういう思い出って一切…ここでこのネタは終わっておくのが平和維持活動にいいようで。

 さて、PC-9821Xv20DVD再生計画は、どうやら結論が出そうである。いつの間にそんな計画が!というのは捨て置いて、なんとかかんとかほぼコマ落ちなしで再生できる環境ができあがったみたい。ここ数日にわたり集中的に取り組んできた成果がっっ!詳細はまた後日ということで。

 そうそう、昨日の更新で思わずネタバレを書いてしまって後から気付いてあわてて修正したり。幸い、ログを見てみるとその時間帯にはアクセスがなかったようなので事なきを得たようなのだが。いやぁあぶないあぶない。

 2006.02.13
 それにしても、メダルへの距離は遠いですな。ま、わかってはいた話なんだけど…。今回ばかりは、マスコミの事前メダル獲得予想は煽りすぎだよなぁとは思っていたのだが、男子ハーフパイプ陣があそこまでボロボロとはねぇ。さすがに決勝まではいくだろうと思ってたんだけど。ここは一つ、今後に期待ということで。

 PC-9821Xv20はちょこちょこ作業を進めている。前回、Mpegデコード能力が…とか書いたが、結局のところMpegファイルの再生だけなら30fpsまで実現できた。さすがに、GeForceのハードウェア支援を受ければ、このレベルのハードでも十分デコードはできるということのようだ。ただ、これがDVDの再生となると一気にフレームレートが下がる。DVD-Rに焼いたMpegファイルの再生でも30fpsを実現できていることを考えると、もはやサウンド周りを疑うしかない気がしてきた。PCIサウンドカードではサウンドデコード能力にマシンパワーが取られすぎなのかも。USBサウンドユニットに切り替えないとだめかなぁ。

 2006.02.10
 仕事帰りに、駅前でメイドさんがチラシを配っているのを発見。アキバじゃよく見かける光景なので、特段珍しいとも思わないが、さすがに静岡ではみんな注目しているみたい。あからさまではないが、通り過ぎてから振り返ったりとか。ちょっと前のアキバではこんな感じだったかも(笑)
 ただ、さすがにメイドさんが1人でチラシ配ってるとねぇ。結構身長の高いキレイ系の人でしたが。平日はランチをやっているようなので、機会があれば一度行ってみますか。

 PC-9821Xv20でのDVDコマ落ちなし再生計画は前途多難な模様。いろいろとデータを収集しているのだが、根本的にMpegデコードの能力が不足しているような気が。ビデオカードの能力は十分にあるはずなので、CPU又はチップセットがボトルネックになっているのかも。ATAPIのドライブをSCSI化しても大して効果は出ない(今もUIDE-98なので)みたいだし、どうしたものか。うむむむ。まぁ、少しずつできることからやってみるとしよう。

 2006.02.08
 PC-9821Xv20に関しては、ビデオカード方面の調整は終了したので徐々にWebページを改訂中。最終結論を書くまでにはもうちょっと時間がかかると思うので、ゆっくり眺めていて欲しい。とりあえず、第2ステージに突入ということで。

 一方、さらにその後を見据えた実験も開始。現状の環境の中で、DVD再生がコマ落ちなしでできるのかどうかを詰めることにした。正直、Windows98SE環境であれば問題なく再生できると思うのだが、これがWindows2000環境だと意外に厳しいわけで。プラットフォーム自体はNTカーネルとPC-98ハードなので安定しているのだが、いかんせんリソースが不足しがちなのは否めないところ。その限られたりソースをどう振り分けるのかによって、安定して再生できるかどうかが決まりそう。

 とりあえず、手持ちのDVD再生ソフトを片っ端からインストールして一番まともなそうなデコーダを選別するところから始めている。普段は、WinDVDを使っていることから比較的古いバージョンまで持っているのだが、現在のPC-98環境で使ってみると、音声再生は問題ないもののコマ落ちはかなり発生する。画質を落としても発生するためなかなか厳しいところ。一方、PowerDVDはDVDドライブのバンドル版でいくつか持っているのだが、こちらは画像のコマ落ちはかなり少ないのだが音声が盛大にブツ切れになってしまいとても聞けない状態になる。サウンドドライバの設定をいじってもあまり改善しないため、システム負荷がちょっと高くなると途端にブチブチ切れ出す。
 このあたりを見ていると、各デコーダによってリソースの振り分け方が結構違うのかなと思えてきて、なかなかに難しさを感じる。
 とりあえず、現時点ではやはりバンドル版のSONIC CinePlayerを使用中。コマ落ちもひどくないし音声再生も正常なので、これで設定を煮詰めていくつもり。リアルタイムでフレームレートの表示が出るのも、設定をいじるには便利(現在、19〜21fps程度)。
 あと、nVidiaのNVDVDも実験候補には入れているが、いかんせんライセンスを持っていないので試用版でやらざるを得ないのがちょっと。

 2006.02.07
 3月のアキバ遠征がほぼ確定。たぶん、夏までアキバに行くことはないと思うので、今の様子を見に行くってことで。今回は他に大きな目的があるので、滞在時間としてはそんなに長くないと思うのだが、それでも一応ね。

 そろそろWindows Vistaをにらんでマシン整備を検討している。といっても、実際の整備はVista登場前後になると思うので、今年の終わりから来年になるかと。従来は、現行のメインマシンをリプレースして一部のパーツをサーバに回す、という方向で検討していたのだが、今はニューマシンを1台組み上げる方向で思案中。というのも、今度のマシンには64bit editionのWindowsを入れたいと考えているからで、アプリケーションもできればVista対応版Onlyでいきたいなと。なんだかんだで互換性の問題が出そうだし。

 当然、CPUはうちの環境では初採用の64bitコード対応デュアルコア、ビデオカードも初採用のPCI Express対応版を、HDDはS-ATAのRAIDで、地デジ・ハイビジョン対応のテレビチューナー搭載…といったところが想定スペック。これを、やはり常用としては初のMicro-ATXマザーで組み上げるつもり。
 ただ、これだけのものを揃えると、メーカー製マシンの方が割安になりそうなところがなぁ。もしかしたら久しぶりに新品デスクトップPCを購入することになるかも。これもPC/AT系デスクトップでは初のことになるが…

 2006.02.06
 何やら部屋に無駄なものがいっぱい積み上がっているような。17型液晶モニタとかポータブル液晶テレビとか小型液晶モニタとかパチンコ取り外し液晶(2つ)とか …。妙に液晶ものが多いですな?

 さて、PC-9821Xvネタは作業自体は終了したので後は更新するだけに。とは言っても、ちまちまやっているのですぐに更新できるかは微妙。ビデオカード編は中途半端な状態で公開していたので、暫定的に整理しておいた。
 次はPC98-NXネタに行くはずだったのだが、しばらくは作業に取りかかる余裕がないかと。いろいろ用意してあるんだけどなぁ。

 2006.02.05
 本日、KDDIからセールスの電話があった。たぶん直収サービスの関係だと思うのだが、その引き際の見事さに感心。
「KDDIの通話料が半額になって…のお知らせです。インターネットはお使いになっていますか?」
「はい」
「たぶんYahoo!かTOKAIだと思うのですが」
「Yahoo!ですよ」
「それではBB phoneをお使いですか?」
「えぇ使ってますよ」
「そうですか。それではそちらの無料通話の方がお安いので、今日はご案内だけということで。失礼いたしました」
 おぃおぃ、高いのにセールスするのか、お前らは!(笑)


 閑話休題
 PC-9821Xv20の整備がほぼ完了した。紆余曲折の末、最終的に搭載するビデオカードが決定し、さらに各種設定を煮詰めて、あとはレジストリをいじる程度にまでたどり着いた。今日中に筐体を閉めるところまでたどり着けるかどうか心配だったが、なんとかかんとか。現在、3DMark2000をループさせて連続動作試験中。

 ビデオカードを交換したりカードの刺す位置を変更したりしたことから、再度クロックアップの可能性をチェック。さらに、クロックアップなしの状態でチップセットのレジスタを煮詰めた場合と、クロックアップした状態で設定した場合とを比較したりしたのだが、結局のところFSBは66.6MHzを70MHzにアップした状態にすることに決定。FSB=72MHzではビデオカードの速度が追いつかず、テクスチャの欠落や表示座標のぶれが生じることが確認できたため、これは諦めることに。さらに、FSB=66.6MHzではメモリがほぼ最速設定が可能なことを確認したが、それよりもFSB=70MHzとした時の方が全体の底上げが図れることから、従来どおりFSB=70MHzとすることにした。

 FSB=70MHzにあわせてチップセットの設定を追い込み、さらにビデオカードのクロックアップも行って、大体完成。たぶん、これまでで最も速い状態だと思う。

 そして、早速ベンチマークを稼働!

PC-9821Xv20 with ゆめりあベンチ

 いや、DirectX9対応のお手軽アプリといったらこれしか思い浮かばなくて。というか、これを動かすためにDirectX9ネイティブ対応のビデオカードを積んでるようなものなのだが(笑)。

 このあたりの詳しい内容は、いずれまとめてアップするつもりなので気長に待っていて欲しい。

 2006.02.04
 本当はスキーに行くつもりだったのだが、大雪でしかも冷え込むとの話だったので、急遽取り止めに。さすがに、最低気温-19度、最高気温-12度などという環境ではちょっと滑る気には…。晴れてくれれば大丈夫なんだけどねぇ。

 ということで、急に予定のない週末が生じたことから、先週閉めたばかりのPC-9821Xv20の筐体を再び開放。いろいろと手を入れてみることにした。
 まずは、前日届いたGF6200A-LP128Hを装着。新品ビデオカードにはんだこてを入れて、いきなり無用の長物と化してしまった反省から、ハードウェアではなくソフトウェア的な対応で動作確認を行う。

PC-9821Xv20デバイスマネージャの様子

 最新版ForceWareを入れてみたところちゃんと入ったので、こんなデバイスの様子に。VGA BIOSの出現による起動障害さえ回避できれば、その後はスムーズにインストールは終わる。
 ただし、うちのWindows2000Pro+DirectX9.0c(2005年12月版)+ForceWareの環境では、3DMark200v1.1においてFillRateのテスト時にシステムダウンが発生することが確認できた。確実にこのテストで落ちるので、常用には障害があると判断せざるを得なかった。

 ベンチマークデータもとることはとったが、こんな環境なので本来の実力を発揮しているとも思えず、このあたりの評価は今後行うこととする。ただ、GeForce FX 5700LEとの比較では、どっこいどっこいといった気がする。発熱がGeForce6200Aの方が少ない(ボードはファンレス)ことと、GeForce6シリーズの機能を使えるということにメリットを見出すのなら、GF6200A-LP128Hがいいかと。
 ただ、発熱が少ないのは、コアクロックが300MHzに下げられている(標準は350MHzかと)からだと思うので、空冷ファンに変更した上でクロックアップすれば、GeForce FX 5700LEを越える可能性は高いと思う。あとはメモリクロックだけど、これも333MHzと低めなのがちょっと弱いので、クロックが上げられればなぁ。

 2006.02.03
 ようやく、発注してあった玄人志向GF6200A-LP128Hが納品された。早速、パッケージを開けてボード上を確認してみる。
 GPUチップ側には特に目立ったものはないのだが、裏面側には通常余り見ないチップが張り付いていた。それは、PERICOMPI5C16211というバススイッチICである。これが2つ。このICの型番だけ見てすぐに「そういうことか」とわかる人は、もうこの後を読む必要はないです(笑)。

 さて、型番を見てもピンとこない人は、チップそのものを見ると気がつくかも。

GF-6200A-LP128H裏

 これがそのチップだが、PCIカードエッジコネクタに隣接して実装されているこの姿に見覚えはないだろうか?これでわかった人も十分マニアでしょう(爆)

 このチップは、玄人志向製の"あの"ボードCHANGE-AGP2PCIで使用されていたものである。公式では画像が落ちているようなので、AKIBA PC Hotline!ASCII24 AKIBA2GO!の記事へのリンクを張っておくので確認して欲しい。(同じ機能を有するCHANPONZEROシリーズでも使用されている可能性はあるが、こちらは現物を見たことがないので未確認)

 ということで、この新作PCIビデオカードは、GeForce6200AのAGPインターフェースを電圧変換でPCIにつなげるようにしたものということが正解らしい。ある意味、CHANGE-AGP2PCIを標準で備えたビデオカードと言えるだろう。そりゃ、PCIインターフェースを実装していないGPUでPCIビデオカードが作れるわな。
 ちなみに、PI5C16211のApplication Noteには、応用としてちゃんとPCI-AGPインターフェースとして使えることが記載されている。

 これで、検索でGF6200A-LP128Hに関する情報を見に来ている人の参考になっただろうか?アクセスログを見ていると、こんなビデオカードの情報を探している人もいるようなので。

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