メニュータイトルメニューセパレータPC98-NX改造記録メニューセパレータPC-98改造記録メニューセパレータThinkPad535活用講座メニューセパレータWindowsCE活用講座メニューセパレータ雑感

雑感

PCIビデオカードベンチマーク大会♪第11弾

2013年 生き残り記念更新


 2013.02.25
 2013年になってもまだ続くこの企画。しかも、今回は新作ビデオカードを2枚も投入して行われることに!まぁ、単にサボってただけなわけですが(笑)。

 さて今回の狙いは、Windows8が正式にリリースされた後ということでもあり、前回のテストを受けて新作ビデオカードの64bit環境での比較を行ってみようと思う。

 ただし、動作環境のベースは前回と同じだけどCPUがかなりダウングレードしているので、数値の直接的な比較はできない。以前のテスト込みで見る場合には、傾向のみの参考として欲しい。

Hewlett-Packard製 HP ProLiant ML110 G5
CPU:intel Pentium DC E2160 (1.8GHz×2)
MEMORY:DDR2 SDRAM 4GB(Non ECC/FSB=800MHz)
Chipset:intel 3200+ICH9R
SSD:Crucial m4 CT128M4SSD2(128GB)
Optical Drive:HL-DT-ST GSA-H60L(OEM)
OS:Windows 8 Professional Bulid9200(64bit)
DirectX:11及び9.0c
Browser:Internet Explorer 10.0.1版

 ベンチマークソフトは、前回使用したものと同じである。。

・Windowsエクスペリエンスインデックス
・タイムリープぶーとべんち
FINAL FANTASY XIV for Windowsオフィシャルベンチマークソフト
3DMark06
3DMark11
WebVizBench
Kraken

 今回登場するビデオカードは以下のとおり。型番(発売元、搭載GPU)の順。ほぼ、GeForce勢の戦いと見ることができるか?

1 H545H512P(HIS、RADEON HD 5450)
2 ZT-40605-10L(ZOTAC、GeForce GT430)
3 GF-GT610-LP1GHD(玄人志向、GeForce GT610)
4 ZT-60604-10L(ZOTAC、GeForce GT610)

 GPUドライバのバージョンは、計測時点での最新版であるCatalyst12.1及びNVIDIA Graphics Driver 310.90である。

 それでは、Windowsエクスペリエンスインデックスから。

Windowsエクスペリエンスインデックス

 前回と傾向は同じか。H545H512Pが、グラフィックスが低くゲーム用グラフィックスが頭一つ抜けている。同じ傾向を示しているのがGF-GT610-LP1GHDなのに対し、ZT-40605-10LとZT-60604-10Lが差が少ない傾向を示している。


 次にタイムリープぶーとベンチの結果。

タイムリープぶーとベンチ

 こちらは、前回とは異なってZT-40605-10Lが最高値となっている。前回の結果と傾向が違う原因は今のところ不明。RADEONの方がCPUの能力に左右される部分が大きいのかもしれない。GeForce勢では最も古いZT-40605-10Lが最も良い数値を示しているというのがなんとも。


 次は、FINAL FANTASY XIV Benchmark。

FINAL FANTASY XIV Benchmark

 H545H512PとZT-40605-10Lは前回と同様の傾向。その間に、GF-GT610-LP1GHDとZT-60604-10Lが割って入った感じである。


 そして、3DMark06。

3DMark06

 なぜかGeForce勢の中ではGF-GT610-LP1GHDが上位に。メモリ容量が効いてるのか?


 これが、3DMark11ではどうなるだろうか?

3DMark11

 H545H512PとZT-40605-10Lが逆転するのは前回と同じ傾向であり、間違っているわけではないと思われる。それにしても、GeForce勢の中でもZT-40605-10Lが頭一つ出ているのはなぜなんだろうか?


 次はWebVizBench。

WebVizBench

 正直、あまり違いはないかなというところ。特に、GeForce勢は誤差の範囲か。ZT-40605-10Lは前回の数値が異常値だったのかな?H545H512Pの方が数値が低いという傾向は変わらず。


 最後に、Kraken。

Kraken

 こちらは、ZT-40605-10Lが気持ち速いという程度で、大きな差はない。


 ということで、GeForce勢同士の戦いにRADEONがどう割って入るか!という点で興味があった今回のテストだが、GeForceはどれ選んでもいいんじゃね?というくらいの差しか見えなかった。安く入手できるヤツが一番くらいの感触で。
 しかし、今回の中ではZT-60604-10Lが1スロットでは収まらない形状をしているので、そこは要注意。あとは、GF-GT610-LP1GHDがファン付きという点もどう判断するかかな?

 正直なところ、今回のテストでは物足りない!というか、同じようなGPUを積んだ仕様違いのビデオカードがせっかく揃っているのだから、もう少し詳しく分析してみたいと思ってみたり。
 てなわけで、2013年のPCIビデオカード選びの参考となるような分析をおまけでやってみたいと思う。




(c)WANI3/わくわくWANILAND ロゴ小