雑感
2023.12.31
2023年も終わりでございます。
例によってあまり更新することもなく淡々と書くだけのWebとなっているわけで、代わり映えのしない状況が続いている。これがどうこうなる気配もないので、来年もこのままかな?
ただ、来年は現在使っているNASが6年目を迎えていることもあり、そろそろリプレースを検討しなければいけない時期かなと。幸い、本体もHDDも一度もトラブることなく動作しているのだが、メーカーがサポートから撤退していることもあり、どうにかしなければいけないことは間違いない。
あとは、OMデジタルソリューションズの動きがどうなるのか。2023年内に発売されるんじゃないかと言われていたレンズ2本はアナウンスされることなく2024年に突入することに。そして、新たなボディが発売されるという噂が出ているが、これもどうなるのか。正直、腰がダメになってるので機材を重くするわけにはいかず、フルサイズに移行するのはためらわれる状況。よって、マイクロフォーサーズと心中するしか…。そうそう、パナソニックはGM後継機って出すの?
それでは、みなさん良いお年を!
2023.12.24
せっかくなので、やくものデータを使って、先日ちょっと予告したDxO PureRAW 3の効果を確認してみたい。
ちなみに、撮影は第1回遠征時のもので、スーパーやくも色編成ながら岡山方の先頭車がゆったりやくも色になっていたやくも21号である。
まずは、処理前と処理後の画像全体を見てみたい。
JR西日本 381系特急『やくも』(スーパーやくも色) R05.12.09撮影 庭瀬駅(JPEG撮って出し)
JR西日本 381系特急『やくも』(スーパーやくも色) R05.12.09撮影 庭瀬駅(DxO PureRAW処理後)
ちなみに、撮影諸元は以下のとおり。
OMDS OM-1/M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO/40mm・F2.8・1/800秒/露出補正+0.7/ISO 12800/WB:AUTO
カメラ本体内での処理が結構うまく行われていて、JPEGであってもそんなにノイジーな感じはしない。正直言って、PureRAWなくてもいいんじゃね?という気にさせられる。このあたりが、E-M1mkIIIからOM-1になって高感度に強くなったと言われる理由なのではないだろうか。
それでは、等倍表示でPureRAWの効果を見てみたい。
効果を確認するため、元のRAWデータであるORF形式ファイルをOM Workspaceで表示した画像のキャプチャをベースとし、そこからカメラ内JPEG処理とPureRAW処理でどう違ってくるかを比較できるようにしてみた。
OM WorkspaceでRAWデータ表示等倍
OM-1撮って出しJPEG画像等倍
DxO PureRAW 3処理後等倍
さて、上から元のRAWデータ、JPEG、PureRAW処理後となるわけだがいかがだろうか。
明らかに、PureRAWの処理によって元データのノイズが消えてディテールがはっきりしているのが確認できると思う。いや、カメラ内処理でもかなりノイズ処理がされているのはわかるのだが、段違いの効果となっている。なんかこう、もやもやした感じというかざわつく感じというか、そういったものがなくなっているのだ。車体側面のノイズがなくなっていることに始まり、背後の架線柱とか電柱とかもディテールがはっきりしており、さらには電柱の変圧器とかは埋もれてしまっていた情報が表に出てきているのが明らかにわかる。
こういう効果を確認すると、DxO PureRAW 3って使えるソフトだなぁと思うわけで。
2023.12.23
今月は、2回も岡山まで撮影行を実施。
お目当ては、特急やくものリバイバル塗装を写真に収めることだったのだが、行った時に限って混色編成になるという事態に。仕方がないので、再出撃となった次第。
ところが、折からの寒波襲来で伯備線の運休が発生。もしや今回も撮影できないのか…という事態に陥ったのだが、なんとか午後から運転再開してくれた上に、一番の目当てだったスーパーやくも色の編成が予定どおりやくも20号に入ってくれたので、無事にミッションを完了できた。
JR西日本 381系特急『やくも20号』 R05.12.23撮影 総社-豪渓
日が短い時期だけに撮影場所の選定が難しかったのだが、日没前に撮影できてよかったよかった。たぶん、もう廃車までにお目にかかることはないだろうから貴重な機会であった。
帰路は、これまた伯備線で人身事故が発生するという、本当に一筋縄ではいかない1日であった。
2023.12.06
あまりセールだからといって買ったりすることはないのだが、今回は、ブラックフライデーに合わせてDxOのPureRAW 3が割引されていたので買ってみた。
以前から、これを使うとすごいという話はカメラ雑誌とかで見ていたのだが、きっかけもなく買っていなかったので、この際ポチってみたのだ。
いや、これすごいな!RAWデータじゃないと処理できないという弱点はあるものの、高感度撮影でノイズだらけのものがきれいになっちゃって、しかも潰れたり平面になったりして違和感が出るわけでもないという。久しぶりにAIってすげぇ!と思った次第。
当然のことながら、被写体ブレとか撮影者の技量に関わる部分は直してくれない(当たり前!)ので万能というわけではないが、撮影時からPureRAWでの処理を前提にISO感度を上げて撮影するってのもありだなと思った。
また、余裕のある時にその効果も示してみたい。