わくわくWANILAND

雑感

 2023.09.24
 とりあえず、PanasonicのG9 PRO IIは、見送りの方向で。やはり、わずかとは言え重量増と体積増は許容できないなと。
 Panasonic製品でのこれ以上の小型化は期待できない以上、OMDSの次期フラッグシップ機で2500万画素のセンサーを採用してくれることに期待せざるを得ないなと。もちろん、PanasonicがGSとかGXの筐体に新しいセンサーを積んでくれれば、すぐにでも買いますけどね。
画像:鍋ヶ滝

 2023.09.18
 先日書いた、Panasonicの新型マイクロフォーサーズ機「G9 PRO II」が正式発表された。読み方としてはプロマークツーになるそうで。
 海外発表をリアルタイムでYoutubeで見て、事前情報どおりの内容であることを確認。翌日の国内発表で細かい情報を収集。OMDS OM-1より、気持ち大きめで気持ち重めであるということは理解した。

 ここまで情報を収集したところで、9/16~17に名古屋駅でタッチ&トライイベントが開催されるというではないか!百聞一見にしかずということで、実機を触りに行ってきた。
 会場は、名古屋駅の本当にど真ん中、いろいろと展示とか行ってるスペースだった。そこにブースを設けていたのだが、順番待ちとかはあまり発生しておらず、すぐに触ることができる状態だった。

 第一印象は、やはりちょっと重いかなという感じ。見た目は、角張っているのとEVF接眼部が大きめの作りをしている関係で、ちょっと大きく見える(いや、実際に大きいのだけど)。ただ、ボタン類はゴチャついておらずすっきりした配置である。液晶表示がなくなった関係で、場所に余裕が感じられる。グリップは、OM-1よりもちょっと山が大きめかと。ただ、指が届かないわけではないので、ここはそれほど気にならないかも。
 EVFは、結構見やすいように感じた。発色も気にならず、過不足ない範囲ではないかと。メニュー表示は、以前のLUMIX(G5の頃)とは異なっているように感じたが、例によってOMDSよりもわかりやすいことは間違いない。(というか、これが普通でOMDSがわかりにくすぎる)
 撮影画像を液晶モニターで見た限りでは、暖色系もちゃんと表示していて好ましい印象。これが、先代G9 PROあたりからの印象に残る色表現ってやつなのか…。まぁ、実際にデータを見てみないとなんとも言えないんだけど。
 AFについては会場で触っている限りでは遅延は感じられなかった。合焦スピードももたつき等は意識しなかった。簡単な動体の追従も、AFCで追ってみた限りでは概ね問題なさそう。ただし、動体の移動予測がかかっているようで、動体自体にAFターゲットが追従せず、その進行方向先にターゲットが表示される場合があり、実際の合焦率がどうなるのかは現場で使ってみないとわからないかも。

 さてさて、説明員の人に少しだけ質問したのでその内容を。
Q1 AI認識で鉄道とかは入ってないけど、アップデートで追加する予定はないの?
A1 もちろん、飛行機とかそういう要望があることは承知しているが、現時点ではなんとも…

Q2 サイズ感がちょっと大きいような。もう少し小さくてもよかったのでは?
A2 そういう要望があることも承知している。小さくできないこともないのだが…

Q3 各ボタンへの機能割り当てはどこまで自由にできるのか?
A3 う~ん、割り当てできるのは、シャッター後ろの3つのボタンとレンズ横のボタンだけですかね…

Q4 以前はLUMIXユーザーで、今はOMDSユーザーなのだが、GM1だけは手放さずに使っている。もうGM1みたいな小さいのは出さないのか?
A4 あれは、名機ですね。ちょっと出す時代が早かったのかもしれない。GXを未だに使っているという人もいるし…

 ということで、明確な答えのないものばかりであった。隣の人に別の説明員の人がサイズの件でやはり説明していたが、要するにS5マークIIと共同開発で同じ筐体にしたので…という内容だった。まぁ、コストダウンのために共通化しているので御理解の程よろしくって意味だとオレは理解した。実際に、この時代にこの内容でマイクロフォーサーズ機をこの価格で出すというのは、こういうことでもしないと難しいだろうなというのは理解できるし。
 総括としては、明確に悪い印象というところはなかったが、購入するのに明確な決め手がないというのもまた事実。今後、カメラ雑誌等でのレビュー記事を見て、さらなる情報収集を図っていく所存。

 2023.09.12
 Panasonicの新型マイクロフォーサーズ機のリーク情報が!かなりいろんな機能をつっこんだ機種になるようで、ちょっと興味が。あとは大きさと重さがどうなるのかだな。今晩の海外公式発表に期待。

 2023.09.09
 JR北海道が、旭川運転所でラッセル車の撮影会を開催するとか!

 一瞬心引かれるものがあったのだが、その値段設定を見て、盛り上がった気持ちも落ち着いてしまった。北海道に渡って3万円はさすがになぁ。青森でのDD14撮影会もそうだけど、交通・宿泊費込みで10万円近く行ってしまうのはさすがにねぇ。もちろん、旭川運転所の中に入れるっていうものすごいイベントではあるのだけど、そのためだけにそこまで出す気には…。
 ここは、ぜひ道民の方々に頑張っていただきたいところ。少しはJR北海道の収支改善に役立つことができるのでは?オレは、今シーズンも走っているところを狙うことにします。
画像:DE15形
JR北海道 DE15 2521号機 R05.02.24撮影 和寒駅

 2023.09.03
 さてさて、先日、九州遠征を行ってきたわけだが、何もJR貨物の釜だけ撮ってきたわけではない。ちゃんと乗り鉄もこなしてきたわけで、その報告である。

 今回は、肥薩おれんじ鉄道が誇る観光列車『おれんじ食堂』の3便「サンセット」に乗車した。おいしい食事をいただきながら、最後には八代海(不知火海)に沈む夕日を堪能しようというルートである。
おれんじ食堂・薩摩高城駅停車中
 「おれんじ食堂」は、川内から新八代までの間で運転されているのだが、一部途中駅での下車観光や地元物産の購入等も可能なスケジュールが組まれている。
 1枚目の写真は、薩摩高城駅停車中の様子だが、曲線部に駅が作られているためかなりカントがついた状態で停車しており、列車に水平を合わせてしまうと周囲の風景が傾いてしまうという、脳がバグるような状況になっている。カメラの水準器で水平を合わせてやらないと、周辺の構造物が垂直に見えないという…
 ちなみに、車内の様子を少し。
おれんじ食堂・車内の様子1枚目
おれんじ食堂・車内の様子2枚目
おれんじ食堂・車内の様子3枚目
 水戸岡テイストが存分に感じられる内装・外装だが、過度に水戸岡ナイズされていない感じがして好ましかった。最近の水戸岡さんが手がける車両は、ちょっと行きすぎかな?と思うものがあるんだよね。

 川内駅を出発した列車は、薩摩高城駅で長めに停車。下車して海岸線まで歩いて行くことができる。1枚目の写真はその間に撮影したもの。ちなみに、跨線橋から撮影した写真が次の写真。
おれんじ食堂・薩摩高城駅停車中2枚目
 海に近い風光明媚な環境にあることがわかるかと思う。ドア前では、アテンダントさんがお客さんの帰りを待ち受けているな。

 このあたりからしばらくは東シナ海沿いに北上するので、次のような牛之浜海岸の風景も見ることができる。見えないかもしれないけど、真ん中の岩礁の上には鳥居が立っているのだ。甑島が見えなかったのはちょっと残念。
おれんじ食堂・牛之浜海岸

 時々、停車駅で駅見学ができるのだが、次の写真は阿久根駅の外観。外も中も、バッチリと水戸岡デザインである。
阿久根駅外観
 それにしても、晴天で外は暑く、車内に戻ってくると水分を取りたくなる。同じように感じた人は多かったようで、前半のうちにオレンジジュースが品切れとなり、出水駅で補充されるまで提供不可となるほどだった。

 そして、メインの料理の提供は、出水駅で積み込んでからとなる。焼酎の飲み比べセットを味わいながら食事を進めていると、徐々に八代海に近づいて海岸線を走るようになり、同時に夕景を見ることができるようになる。

 この日は、日中は晴天だったもの、夕方にかけて台風からの風の影響を受けて雲が発生するという、夕日を見ることができるか微妙な天気になっていた。アテンダントさんも「希望を捨てずにいましょう!」というくらいだったのだが、いざ海岸線を走る頃には、写真のとおりきれいな夕日を見ることができた。
おれんじ食堂・八代海夕景
 ついでに、デザートと夕日なんていう写真も撮ってみた!
おれんじ食堂・デザートと夕日
 ということで、川内から新八代まで約3時間半の列車旅。新八代に着く頃には、日没後の空気感が湿度の高い南国の雰囲気とない交ぜになっており、ちょっと珍しい光景が。そんななかで、アテンダントさんの写真を撮らせてもらったりして旅の終わりの余韻を感じていた。写真を載せていいか確認しなかったので、その写真は掲載しないけどね。

 さてさて、これまでいくつかの観光列車に乗ってきたが、「おれんじ食堂」はJR四国の「伊予灘ものがたり」に次ぐ良い体験ができた気がする。乗ったことはないけど「ななつ星」とか「四季島」とか「瑞風」には及ばないんだろうけど、小さいなりの手作り感とか地元の人との密着感とかは十分感じられた。やっぱり、これは体感しないとわからないことなので、ぜひ載ってみていただきたいところである。
日没後の新八代駅ホーム